パンティは人類共通で恥ずかしいもの。
Yue-ni-鞄 店主 YUEです。
コロナウイルスがやっと落ち着いてきましたね・・・。
とは言え、まだ予断を許さない状態。
我がYue-ni-鞄の入っている、天理ステーションストアも、少しづつお客様が戻って・・・きて・・・
る?
状態にあります。
(あんまり変わらない気もする)
実店舗のみ販売の、Yue-ni-鞄の「履いている鞄」
来店されたお客様に
「かわいいね!」
とか
「面白いね!」
というコメントを頂きます。
パンティを見せると・・・
ちょっと恥ずかしがるお客様 5割
だいぶ恥ずかしがるお客様 2割
はしゃいじゃうお客様 3割
という反応が返ってきます。
年齢や性別によっても反応は様々。
一番はしゃいでいったのは、子供でした。
小学生の女の子は、チャックを下ろしてパンティを見ると
「ふふふ・・・」
っと笑う。
チャックを閉めて、また開けて
「ふふふ・・・」
何度もやってました。
本当にかわいい。
彼女のおかげで、その場にいた人全員が和みました。
ジーンズの中は秘密の場所です。
普段、人に見せないし、人のも見ない。
見ちゃいけないし、見せてもいけない。
パンティを見たり、見せたりするのは恥ずかしい事。
だからこそ、見たい、見てみたい。
彼女は、欲望に忠実に開けたり閉めたりしていました。
子供はそう言うところがかわいいですね。
Yue-ni-鞄の表現する『面白い』は、
大人の中にいる子供にも届くように作られています。
思いがけず出てくるパンティ。
普段覗かない秘密の場所は、大人の後ろに隠れた子供の部分を起こす小道具です。
それは、その人の素に近い部分。
普段構えた人でも、あまり親しくなくても、素の部分を見れば距離が自然と縮まる。
ただ、荷物を運ぶ袋ではない鞄。
鞄の新しい使い方をYue-ni-鞄は日々、考えてデザインしています。
まだまだ、新型コロナの影響で外出しにくい状況が続いていますが、
天理にお越しの際は、Yue-ni-鞄にお立ち寄りください。
Yue-ni-鞄は、面白いが好きなお客様を待っています。
『リニューアルオープン』黒いお店になって帰ってきました。
こんにちわ。
Yue-ni-鞄店主、YUEです。
一か月ぶりの更新です。
一か月の間に、いろいろと世界が動いて、お店もめまぐるしいコロナ渦の中におりました。今も変わらず、コロナ渦の中ですが・・・。
どうにか、もがいていきたい!
という事で、『リニューアルオープン』いたしました!!!
どんどんパフパフー!!
え?
「今年の4月にオープンしたんじゃないの?」
って?
ええ、そうです。
そうなんですけども!ここは!難しい事は考えない!
なんか違うと思ったら即行動!
と、いう事で鞄がより目立つように黒いパンチカーペットをひいてみました。
Before
After
黒って怖いですね。
吸い込まれるような箱(棚)が四つもできました。
木の風合いから黒に代わって、舞台のように。
うん、素敵!
これで、やっと鞄が主役のお店になった気がします。
リニューアルオープンして、勝手ながら営業時間も変更いたしました。
10時~15時まで。
定休日は水・木です。
新しくなったYue-ni-鞄。
皆様のお越しをお待ちしております。
鞄を作るはずでした。
初めまして。
Yue-ni-鞄 店主 YUEです。
店名のとおり、Gパンリメイク鞄を製作販売するお店をやっております。
お客様を主役にする、ちょっと面白い鞄がテーマのYue-ni-鞄。
このブログでは、Yue-ni-鞄での鞄づくりの情報を主に更新していこう!と思っていたのですが・・・
これがどう言う訳か今、鞄を全く作っておりません。
今年、4月にオープンしたYue-ni-鞄。
オープン前からコロナウイルスが話題になっていましたが、
「まあ、2,3か月程度で過ぎ去るだろう。」
と甘く見積もって、開店準備をしました。
お客様とお話ししながら鞄を作れるようにと、大きな作業台を設置。
ミシンが2台乗るように横150㎝縦90㎝の特大サイズ。パートナーと二人で製作しました。
狭いアパートで作業していた私には夢のような作業台です。
ここで、ミシンを並べて鞄を作るんだ!!
と、台が完成した時には飛んで喜んだのですが・・・・
気が付けばこの大きな作業台で、マスクを作っています。
オープンは4月6日だったのですが、その頃奈良県はなんだかんだ言っても影響が少なく、それなりに人通りもあったのですが、一週間たつと駅前もがらんとして人がまばら。すごいスピードで状況が変化していきました。
ニュースではイタリアのコロナ死亡者がどんどん増えて、東京でも感染が拡大していきました。
ここら辺でやっと
「すごい時に、オープンしてしまった・・・。」
実感が湧きました。
作業台を作るのに必死で、世界に置いて行かれていたようです。
これはもはや、鞄を作って売っている場合ではない。
外出自粛になったら、お出かけしないのに鞄なんて売れない・・。
「どうしたもんか・・・。」
開店はしたものの、感染リスクの中お店を開けておくべきか・・・
駅を利用するお客さんも減る一方。
頭を抱えて、駅前を歩いていると大人用のマスクを無理やりつけて、
アヒルの口のようになってしまっている子供を見つけました。
大人サイズのマスクをした小学生は、見た目かわいいです。
けど、これは予防になっているのだろうか?
ふと疑問に思って、子育てママさんに聞いてみると
「マスクないのよ!!困ってるの!!」
どうやら、大人用の方がまだ手に入りやすいようで、子供用はもうどこに行っても買えないとの事。
そう聞いて、もう一度よく街を観察すると、結構な子供がマスクを着けずに過ごしていました。子供は、息苦しいからしないんだと思っていたのですが、もしかするとつけたくてもマスクがないのかも・・・
「じゃあ、マスクを作ろう!」
パートナーと話し合い、鞄製作を一旦中止し、マスクを販売する事にしました。
「コロナが一日も早く収束して、笑顔でお出かけできるように。マスクがない子供たちにマスクを。」
そう言いながら、大きな作業台でマスクを製作しています。
「子供用マスクが無い!」
「洗い替えがない!」
「もうすぐマスクが無くなりそう!」
「子供にマスク作りたいけど、時間がない!」
子供用マスクでお困りの皆さま、当店でご用意しております。
5月6日以降始まる学校用にもお買い求めいただけます。
感染防止のために自粛営業で11時~13時まではありますが、店頭で販売しております。
定休日は(水)(木)です。
土日もお昼間、販売しております。
どうぞ、ご利用ください。
本当は鞄を作るために作った作業台。
こんな形でマスクを製作するとは思っていませんでしたが、日々マスクを買い求めるお客様との出会いに勇気づけられています。
様々な願い、祈りを込めて、孫や子供や家族のためにマスクを買い求められるお客様。
どうか一人も苦しい思いをしませんよう。
どの方も、無事に収束まで。
太陽の下、マスクを取って笑いあえる日を
切に願っています。
子供用マスク、販売しております
コロナウイルスの影響が様々なところに出ています。
皆さまの心身がボロボロになっていないか、気がかりでなりません。
『コロナ疲れ』という言葉までできるほど、社会はコロナに疲れています。
『外出自粛』『営業自粛』『臨時休業』『学校休校』
並ぶ文字にうんざりしてしまう。
何時まで待ったら良いのか、誰にも分からない状態です。
しかし、今を一緒に乗り切るしか道がないのも現状です。
Yue-ni-鞄でも、鞄以外に皆さまのお役に立てないか・・・
そう考えている時に、店の近くを歩く子供はマスクをあまりしていない事に気が付きました。子育てママさんに伺うと、子供用マスクは売っていないと事。
じゃあ、Yue-ni-鞄でマスクを作ろう!
と、噴気いたしまして、当分鞄づくりはお休みしてマスクを製作し販売する事に致しました。
まずは未来を支える子供のマスクから製作販売してまいります。
子供用マスクはMサイズSサイズ共に500円。
幼稚園児でしたらSサイズを
小学生でしたらMサイズをお勧めします。
その他に『神様にコロナから守ってもらおう』という意味を込めた
ご神水マスクも販売しております。
こちらは、三輪明神の奥にあります薬水というご神水で水通しをした生地で作りました。
「神様の力を借りてでも、コロナから子供を守りたい。」
という気持ちを形にしたマスクです。
どの布マスクも、繰り返し洗ってお使いいただけます。
「子供用マスクが無くて、大人用を付けている。」
「子供用マスクが無くて困っている。」
「もう、在庫が切れそう。」
など、お困りでしたら、天理ステーションストア内Yue-ni-鞄までお越しください。
お客様が笑ってお出かけできる日が一日でも早く来ますよう、願っております。
【補足】
現在、マスク用のゴムやガーゼは生地屋さんにも問屋さんにもない状態です。
ゴムは様々な代用品、生地もさらしなどガーゼ以外の通気性の良いものを使用しております。
お客様にはご不便おかけいたしますが、縫製、品質、できるだけ良いものを模索して作ってまいります。
ご理解、よろしくお願いいたします。
営業時間短縮のお知らせ
Yue-ni-鞄では、コロナウイルスの更なる拡大を防ぐために、営業時間を大幅に短縮いたします。
5月6日(予定)まで、
11時~13時の二時間営業となります。
お客様には、ご不便をおかけして誠に申し訳ありません。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
一日でも早く、一人でも多くお客様と共にコロナ終息を迎えられますよう、Yue-ni-鞄も創意工夫で頑張ってまいります。
お客様の健康を願って。
Yue-ni-鞄 店主
私と性と鞄②
妻のために作った鞄
【言わない】は【言えない】でもあります。
家族にも友人にも相談できず、大喧嘩をしても駆け込む先もありませんでした。
どんなに喧嘩をしても、二人で冷静に話し合って解決していくしかありません。
「もう、知らん!!」
と、家を出て行っても数時間後には帰って話し合う。二人で気持ちを言い合う。そうする事で解決してきました。
それはとても苦しいものでしたが、そうやって解決していくうちに自然と「彼女を支えるのは自分なんだ。」と、思うようになりました。
そうやってぶつかりながら、身を寄せ合って生きていた時、彼女が「仕事を増やしたい」と、相談してきました。
彼女は、私に勿体ないほど良くできた人です。
すぐ気が付くし、優しいし、誠実で、柔軟で・・・あげていくときりが無いほど、できた人ですが、当時の彼女はできた人すぎて壊れやすい人でした。
他人の悪口を耳にすると心を痛めて、職場内いじめを見ると悲しくなってどうにかしたいと悩む。殺伐とした環境が苦手で、どうにかして淀みを解消したいと考える。
そのためなら、自分を犠牲にしてしまう人で体にも心にも無理をさせる。
そんな感じなので、彼女は仕事があまり好きではありませんでした。
その人が、「仕事を増やす。」と言う。
私はとても心配になりました。
しかし、彼女の人生は彼女のモノです。彼女の選択を尊重し、私は応援する事にしました。
応援・・・と言ったって、やっぱり心配。私が彼女を支えなければ・・・。だけど、仕事を増やしてしまうと、職場でも会えなくなるし・・・
彼女のチャレンジを応援する気持ちを、どうにか形にできないか。
「あ!かばん作ろう!」
悩んだ結果、私は彼女の仕事用鞄を作る事にしました。
職場は鞄の制限がありませんでしたから、彼女の服装に合わせて彼女が履いていたGパン生地を使って、カジュアルな服装にも合う鞄を作ろう!!となったわけです。
その時に作ったカバンがこちらです。
水筒と弁当とポーチが入って、狭いロッカーに折り曲げて納めれる小さめの鞄でした。
今、『Yue-ni-鞄』の店頭に並んでいる鞄の元祖です。
因みに、後ろはこんな感じでした。
ちょっと写真がへたすぎますね(笑)
サスペンダーも、パンツもこの時思いついたデザインです。
何で、このデザインにしたのか。
正直に言うと、ひらめいた時にあまり理由はなく・・・
「鞄がズボン履いてたら、おもしろいやん!」
でした。
そして、デザインの工程で
「・・・パンツも履かせたら、もっと笑いが取れる!」
その程度で、ただ、楽しくて彼女のイメージにあう鞄を作ったらこうなった。と、言う感じです。
でも、私が【面白い】にこだわった理由はあります。
少し変わってて【面白い】方が話題性があると思ったんです。
日々、顔を合わせる職場の人たち。
仲良くないし、会話に困る事、ありませんか?
私は特に【秘密】があって、立ち入られたくなかったので深い話はしませんでした。勿論、相手の深い話も聞こうとはしません。
つまり、話題が無くなってしまうんです。
天気の話だけではネタが尽きてしまう。
彼女も、私同様【秘密】を抱えた秘密主義者でしたから、話題に困っていました。
詮索されたくないけど、話したく無い訳ではない。
そういう時に、少しだけ【面白い】自分をアピールできるものがあると相手も話しかけやすいし、自然と話題がつながる。【面白い】は便利です。
実際、彼女も沢山の人に声を掛けられ、鞄の事を聞かれたそうです。
「その鞄、面白いね。」
「どうなってるの?」
「自分が履いてたGパン使ってるの?」
「ぱ、パンツ履いてる!」
などなど。
服装や、アクセサリーの事は聞きにくいけど、鞄なら気軽に聞きやすかったのかもしれません。
『Yue-ni鞄』の鞄
『Yue-ni-鞄』の作る鞄は、デザインという【話題性】を重視した鞄です。
沢山便利なポケットがあるわけでもありません。
傘入れやペットボトル入れが付いているわけでもない。
本来の【袋物】としての鞄ではありません。
自分を差し占めす【目印】としての鞄です。
自分がどんな人なのか。自分がどういうものが好きなのか。
表明するためのデザイン。知ってもらうための鞄。
そのためにオーダーメイドも受け付けております。
ご自身の履いていたGパン、履かなくなった、捨てれないGパンを使って。
もっと個性の欲しい方は、シャツやパンツもオーダーして頂けます。
男らしさが欲しい方は、ふんどしも。
『袋物』の枠を超えて、デザインという機能性を備えた『Yue-ni-鞄』のデザインバッグ。あなたの表現をお手伝いする、強い味方です。
多くの【秘密】を抱えた人たちに
このデザインを考えた時には、自分の性について深く考えていませんでした。
ずっと秘めたものにしようと思っていたからです。
でも、誰にも【言わない】を貫く事は、難しいです。
気が付かないうちに孤立してしまいます。
同性愛の方々へ。
【言わない】でいいから、あなたの性を【秘密】を形にしてみませんか。
人とは違うところを、隠さずに少しだけ表現してみませんか?
あなたの隠れた【性】を鞄の履いている下着で表してみませんか?
『Yue-ni-鞄』は、妻と二人で運営しています。
レズビアンの鞄屋です。
同性愛の苦しさを理解できる、数少ない鞄屋です。
『人とは違う』という気持ちを、少しでも和らげたい。
あなたは、あなたで良いという事を、鞄を通して感じてほしい。
レズビアンのかばん作家がいる『Yue-ni-鞄』
コロナウイルスが過ぎ去った頃に、一度ご来店ください。
お話ししましょう。
『Yue-ni-鞄』店主 YUE